全盲の母が受けた障害者差別@名古屋国際音楽祭

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報道後も主催のCBCテレビと名古屋市に記者会見による不祥事の 自主的な公表を求めていますが応じてもらえません。

 

In Nagoya International Music Festival,2018. the blind lady was forced into a wheelchair despite her ability to walk and was pushed back into a corner though she had bought a seat in advance. No apology was made. They refused to respond to the complaining #DisabilityDiscrimination

twitter.com

 

以下の文章は、母から聞き取った内容をまとめ、名古屋市障害者差別相談センターを通じ、主催の名古屋市CBCテレビに送った文章です。

ほぼ同じ文章を、誠実かつ迅速な対応を求め、河村たかし名古屋市長にも送りましたが市長から返信はありません。

mainichi.jp

www.asahi.com

www2.ctv.co.jp


www.nikkei.com

CBCテレビ、共催コンサートで視覚障害者を端席に誘導 | NNNニュース

 

 

 

 

当日演奏したプラハ放送交響楽団公式ホームページ

 https://www.rozhlas.cz/socr/portal/

 

以下本文です。

母は名古屋市在住で生まれつき全盲の視覚障がい者です。
認知症は無く、足腰も悪くありません。
7月5日に名古屋国際音楽祭(主催CBCテレビ名古屋市)というクラシックのコンサートを鑑賞のためタクシーで名古屋市中区の名古屋市民会館へ一人で出かけました。

(この文章は母から聞き取ったことを息子の私が書いています。)


会場到着後から終了まで母はとても差別的で屈辱的な扱いを受けました。

1、会場入口までは、自宅から乗車したタクシー運転手が誘導してくれました。
会場に入ると主催者側の男性スタッフが車いすをもってきて座るように母に言いました。
母は足腰は丈夫であり、車いすに不慣れであることから、いつも通りに腕に軽くつかまらせてもらい、
歩きたいと申し出ました。そのほうが母には安全だからです。

白い杖も持参し、白杖を持てば周りの人も配慮してくれると、何度か言ったが認められず仕方なく車いすに座りました。
車いすに座る際も、例えば「大丈夫ですか?動かしますよ」などの声掛けは一切ありませんでした。
不慣れな母は足を置く位置もわからず、とても不安定な状態でした。
降りる際に、スタッフが車いすのブレーキをかけずに降りるよう言ったために、立ち上がる際に車いすが動き、転倒しそうになりました。本当に身の危険を感じ、「危ないじゃないですか」
と思わず言いました。しかし主催者側スタッフから特に謝罪はありませんでした。

 

2、スタッフに案内された席に違和感を感じた母はスタッフに、自分の購入した座席か尋ねました。すると、案内された席は最後尾の角、つまり会場のいちばん隅に座らせられていました。
母が購入した席はほぼ中央の席で3ヶ月以上前に購入しました。
クラシックが大好きな母は、中央の席でより良い音を聞きたかったのです。
「歩けるから自分が購入した席へ連れていってほしい」と、何度も言いましたが、通路にあるわずかな段差を理由に願いを聞き入れませんでした。

その後も主催者側に、購入した座席への案内を求めたが聞き入れられず、開演時間も近づき、他の人に迷惑になると思い、あきらめて会場の隅に座りました。
結局、母はコンサート終了まで自分の意志で購入した座席に一度も座れず、主催者側によって強制的に会場の隅に座らされることになりました。
(主催者側は、どうせ見えないのだからステージが見にくい隅の席でいいだろうとでも思ったのでしょうか?)
料金の返還などもありません。

普通に歩けるのですから、案内さえしてもらえれば購入した席に容易に行けるのです。何度も頼んだのです。

腕に軽くつかまって階段を昇降することは、視覚障がい者にとって、極めて普通の動作です。
主催者側が1人で視覚障がい者を案内するのが不安なら、2人で手助けして下さればと思います。
開演前の多忙な時間帯でも、主催者側スタッフのほかに市民会館の職員も居たはずです。

 

障害者差別解消法に定める「差別的扱いの禁止」「合理的配慮」を無視した扱いです。
名古屋市障がい者への合理的配慮に、法的義務があるにもかかわらずこのような扱いをし、違法行為であることは疑う余地がありません。

CBCテレビは民間会社であり、努力義務とされていますが、名古屋を代表する放送局ならば、自治体同様に高い遵法精神が求められることに異論はないはずです。
また、憲法が定める基本的人権の尊重も無視した扱いです。


3 コンサート終了後に同じ男性スタッフが迎えに来ました。車いすまで距離があり歩く際、
スタッフは何の声掛けもなく、いきなり母の両肩を後ろから両手でつかみ、両肩つかんだまま押しながら歩いたそうです。
瞬間的に危険を感じ、「やめてください、はなしてください」と何度か言いました。
スタッフは無視して車いすまでその状態で歩き続けました。

視覚障がい者にとってこのような行為が短時間でも、いかに危険で恐怖を感じるか想像できるでしょうか。

 

また、高齢者でも女性です。知らない男性に公共の場でいきなり両肩をつかまれたらどう感じるでしょうか。

 

4、後日、母はこの扱いに抗議するためCBCテレビ事業部に電話しました。
しかし誠意ある回答は得られませんでした。
その後、よほど悔しい思いをしたのか、私に電話をかけてきて、訴えるように話しました。

私も母同様に深い憤りと悲しさを感じました。
私からも、CBCテレビ事業部に抗議の電話を入れました。

 

7月11日に私の携帯電話にCBCテレビ事業部から謝罪したいと連絡がありましたが、今の段階では謝罪を受け入れることはできないと伝えました。
この時、私から「障害者差別解消法という法律をご存知ですか?」と質問しましたが、知らない、と答えられました。

公にしないままの解決はあり得ないと思いました。また、この問題の本質を理解されていないと感じました。

 

一人で外出する視覚障がい者、コンサートに出かける障がい者は珍しくありません。
他の障害者も名古屋国際音楽祭に出かけて、同様の不当な差別、屈辱的な扱いを受けたかもしれません。
また、過去に同様の扱いを受けて、泣き寝入りした障がい者がいたかもしれないことは、決して否定できません。

 

二度とこのような事が起こらないために、今回の視覚障がい者への不当な差別、障がい者差別解消法に反する行為を、主催者は公表すべきです。

 

追記

当初は、名古屋市障害者差別相談センターを通じて主催者側と対応していました。

しかし、何の進展も無いまま1ヶ月程した8月1日に相談センターからメールで、


名古屋市が遂行する事務事業についての差別相談は市に引き継ぎ市の対応要領に沿って市が対応することとなっておりますのでその原則に基づき今後は名古屋市が対応することとなります」

と告げられ、仕方なく主催者側と直接やりとりすることになりました。


その後、

名古屋市観光文化交流局などに記者会見で公表するよう何度も申し入れしましたが、名古屋市CBCテレビは不祥事の公表を拒み続けています。

障害者差別解消法の違反さえ「不適切な対応」という言葉を使い、認めようとしません。

主催者側の責任者がだれなのかさえ明確にしてくれません。

個人の力の限界を感じています。障害者差別解消法の順守を啓もうする立場にある行政機関と放送局が、こんな対応であり残念です。誠意の無い対応に本人はもちろん家族も本当に悔しい思いです。

 

読んでくださり、ありがとうございます。

経過を随時ツイッターやブログにアップしていきます。

差別に対し声を上げるために、

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8月26日追記

当初から、今回の障害者差別解消法に反する事実を名古屋市発行の広報誌「広報なごや」視覚障害者 向けの「声の広報なごや」「広報なごや点字版」への掲載を求めていました。 しかし8月24日に、

「広報なごや・声の広報なごやへの掲載について  掲載は予定しておりません」

観光文化交流局文化振興室からのメールであっさりと拒否されました。視覚障害者はこの事実を知る必要はないということでしょうか。

 

9月1日追記 

名古屋市障害者差別相談センターから引き継いだ健康福祉局障害企画課がCBC側と何回の協議をしたか質問しました。回答が来ました。

CBCとの協議は事業の所管である観光文化交流局が適宜行っておりますので、私共として直接CBCと協議をしたということはございません。」

障害者差別の解消を所管する立場でありながら、当事者のCBCから一度も直接の説明さえ求めていません。「双方の対話を基に解決をはかる」法の趣旨などと言いながら、私や母は健康福祉局障害企画課から一度も状況説明などを求められたり、話を聞きたいと言われたことはありません。これが、名古屋市の定める対応要領のようです。何も機能していないように思います。

 また、庁内で公開で行われる障害者差別解消支援会議への出席と発言の機会も求めましたが、あっさりと却下の回答でした。

 

三者的立場の検証が何もないまま、幕引きされて良いのでしょうか。

 

当日演奏したプラハ放送交響楽団公式ホームページ

https://www.rozhlas.cz/socr/portal/

彼らに、この国の障害者差別の現実を知ってほしい。
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